犬山 パブリック ストーリーズ
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ホームで桃太郎を待つイヌ・サル・キジが、何やら話をしています。 桃太郎の話……と思いきや、犬山のことを歌ったり、ラップにしたり、鬼や浦島太郎も登場 !?

このページでは、地元の方々に伺った犬山の歴史や思い出を凝縮したコンテンツ「犬山パブリックストーリーズ」として、影絵作品をもとに劇団ままごとが制作した、サウンドドラマをお楽しみいただけます。

夕方以降、駅舎の窓に投影される影絵を見ながら、ホームで3匹の彫刻と一緒に桃太郎を待ちながら、あるいは犬山を訪れる前に。お好きなスタイルでお楽しみください。

犬山の地形

『INUYAMAYUEN-Eeeeeki!!!!!』

スペシャルソング

犬山遊園駅周辺は、木曽川によって侵食され切り立った渓谷と、木曽川沿いに立つ犬山城の姿がドイツのライン川を思わせることから「日本ライン」と名付けられています。
ライン下りは休止となりましたが、渓谷は現在もラフティングなどのアクティビティに活用され、周辺の地形は室町・安土桃山時代には城郭(鵜沼城)として、昭和期には料亭などに使われていました。
また、木曽川の河原は「チャート」と呼ばれる赤茶色の岩石が表出していて、地質学上重要な化石が発見されたこともある貴重なスポットとなっています。

※ 音声コンテンツ[作詞:端田新菜(ままごと)/作曲:青木拓磨(パウンチホイール)]ラップ=端田新菜(ままごと)歌=青木拓磨(パウンチホイール)、宮永琢生(ままごと)

犬山の四季-春-

『はやく来ないかなぁ 春』

サウンドドラマ

春は桜の季節。犬山城内から木曽川河畔にかけて、城下一帯が桜色に染まります。
河畔の遊歩道を歩くもよし、遊覧船で川からの風景を楽しむもよし。人力車に乗って少し違う目線から桜や河畔の風景を楽しむこともできます。
4月の第一土曜・日曜には犬山祭が開催され、春の犬山は一層盛り上がりを見せます。

※ 音声コンテンツ [作:端田新菜(ままごと)]イヌ=端田新菜(ままごと)、サル=宮永琢生(ままごと)、キジ=青木拓磨(パウンチホイール)

犬山祭の車山(やま)

『手をつないで』

サウンドドラマ

例年4月の第一土曜・日曜に開催される犬山祭は、からくり人形を乗せた13輌の豪華絢爛な車山(やま)が練り歩くお祭り。
からくりの奉納や、「どんでん」と呼ばれる車山の方向転換、365個の提灯の火が鮮やかな「夜車山(よやま)」など、多くの見どころがあります。
寛永12(1635)年に始まった当初は、「練り物」と呼ばれる趣向を凝らした作り物や仮装の行列が中心だった犬山祭。次第に車山中心の、娯楽性の高い祭りになっていったと言われています。

※ 音声コンテンツ[作:宮永琢生(ままごと)]女=北村恵(ワワフラミンゴ)

犬山の四季-夏-

『はやく来ないかなぁ 夏』

サウンドドラマ

犬山の夏は、花火と篝火が夜の川面を彩ります。
鵜飼開きの花火に始まり、8月には10日間のロングラン花火が開催され、犬山遊園駅周辺は一年で最も賑わいを見せます。
木曽川での鵜飼は、1300年前から行われており、犬山では江戸時代初めごろから行われていたといわれています。当時の人々も同じように篝火を眺めていたのでしょうか…。
犬山では、夜だけでなく昼鵜飼も行っています。犬山城をはじめとする木曽川沿いの景観と、鵜匠の手さばきを楽しむことができます。

※ 音声コンテンツ [作:端田新菜(ままごと)]イヌ=端田新菜(ままごと)、サル=宮永琢生(ままごと)、キジ=青木拓磨(パウンチホイール)

木曽檜の集積場

『太郎が来た』

サウンドドラマ

犬山は、良質な木材として有名な「木曽檜」の集積場として発展した都市です。
木曽檜は古くから城や神社の建築材として活用され、1700年代以降、伊勢神宮内宮の建材にも使用されています。
長野県木曽地域から飛騨南部、東濃地域に分布する木曽檜は、伐採されたのち木曽川を利用し下流に運ばれます。上流から1本ずつ流された丸太を、川幅が広がった辺りで筏に組みます。この筏の中継基地であったのが犬山です。
木曽檜を中心に人・モノが集まり、犬山は発展していきました。

※ 音声コンテンツ[作:青木拓磨(パウンチホイール)]男=青木拓磨(パウンチホイール)

犬山の四季-秋-

『はやく来ないかなぁ 秋』

サウンドドラマ

秋の犬山は、渓谷の紅葉が見どころです。
大正後期に始まったとされるライン下り(観光船)は2000年代に終了しましたが、現在は犬山城と桃太郎神社とを行き来する観光船「桃太郎紅葉船」が期間限定で営業しています。
また、「尾張のもみじ寺」と呼ばれる犬山寂光院は、かつて織田信長も参詣した古刹。約1000本ものモミジが色づく姿は圧巻です。

※ 音声コンテンツ [作:端田新菜(ままごと)]イヌ=端田新菜(ままごと)、サル=宮永琢生(ままごと)、キジ=青木拓磨(パウンチホイール)

桃太郎神社

『安産鬼願』

サウンドドラマ

日本人なら誰でも知っている「桃太郎」のお話。その舞台が犬山だという言い伝えがあるのはご存知でしょうか。
犬山に伝わる桃太郎伝説、そのシンボルであるのが「桃太郎神社」です。
現在の桃太郎神社は、この土地に古くからあった「子守社」というお社を昭和5(1930)年に移したものになります。「子守社」は桃太郎が最後に姿を消したと言われる「桃山」の麓にありました。
神社では桃太郎にちなんだオブジェがお出迎え。宝物館では桃太郎にまつわる品々を見ることができます。
毎年5月5日のこどもの日には、子どもたちが桃太郎に扮する「桃太郎祭り」が開催されます。

※ 音声コンテンツ[作:宮永琢生(ままごと)]鬼:宮永琢生(ままごと)

犬山の四季-冬-

『はやく来ないかなぁ 冬』

サウンドドラマ

冬の犬山では、犬山成田山(大聖寺)が人気の初詣スポット。千葉県成田市にある新勝寺の別院で、交通安全祈願で有名です。
また、日本モンキーセンターでは、冬場、焚き火にあたるサルを見ることができます。
サルの文化的行動の一例として有名で、昭和34(1959)年の伊勢湾台風での倒木を職員が燃やしていたところ、子ザルが集まってきたことをきっかけに始まり、60年以上続いています。

※ 音声コンテンツ [作:端田新菜(ままごと)]イヌ=端田新菜(ままごと)、サル=宮永琢生(ままごと)、キジ=青木拓磨(パウンチホイール)

若い太陽の塔

『ヒヒの思い出1969』

サウンドドラマ

日本モンキーパークにある「若い太陽の塔」は、「太陽の塔」「明日の神話」などの作品で知られる芸術家・岡本太郎の作品。「若い太陽」のオブジェの部分が岡本太郎から贈られたもので、塔の部分は地元有志が作ったそう。
岡本太郎は父の関係で犬山周辺をたびたび訪れており、当時営業していたライン下りを楽しんでいたと言われています。
老朽化により一時は周辺が閉鎖されていましたが、多くの人の寄付・支援もあり修復され、平成23(2011)年より一般公開されています。

※ 音声コンテンツ [作:端田新菜(ままごと)一部 岡本太郎の発言等から引用 ]ヒヒ=青木拓磨(パウンチホイール)、端田新菜(ままごと)、宮永琢生(ままごと)

木曽川の生き物たち

『きそがワルツ』

スペシャルソング

犬山市の北の境界を流れる木曽川。
犬山で生まれ育った方に話を聞くと、昭和期以前には、ナマズやコイを釣ったり、花火をしたりと、木曽川の河原で遊んだ思い出があると言います。当時獲れたというイタセンパラは、木曽川水系に生息する貴重な淡水魚。現在では国の天然記念物に指定されています。

現在は川辺で遊ぶのは難しいかもしれませんが、木曽川河畔で見る夕陽の美しさや、犬山城の天守から望む木曽川の景色など、川のある風景は私たちの心を癒してくれます。

今も昔も、犬山の人々の暮らしと木曽川とは強い結びつきがあります。

※ 音声コンテンツ[作詞・作曲:青木拓磨(パウンチホイール)]歌=青木拓磨(パウンチホイール)、端田新菜(ままごと)、宮永琢生(ままごと)

音声コンテンツに登場する人物、物語は全てフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

犬山遊園駅 アートプロジェクトについて

犬山遊園駅 アートワークについて

きび団子を探そう!!!

駅構内のアートワークには、犬山遊園駅の駅ナンバリングにちなんで16個の「きび団子」が隠されています。まんまるのきび団子を見つけて、桃太郎の仲間になろう!

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犬山 パブリック ストーリーズ WA!moto.

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